1.期間が短いが歯を抜くことは避けられない治療法
乳歯がなくなって永久歯が全部がそろった頃(11歳〜13歳頃)になると、歯列の不正と咬合の不正は、小さい頃は前歯だけだったというような一見軽いと思われた不正でも、一番ひどい状態になりがちです。そうなると永久歯4本ぐらい間引きしないと治せません。
抜いてもいいと言うことを承知で矯正をするなら、このころになってから抜歯する方法が治療期間として一番早く治せます。具体的にいうと、1年半から2年ぐらいで 治せてしまいます。ただし、この場合は、外から見えるこまかい矯正器具を初めから歯につけて矯正します。これは一般的に使われている矯正治療に多い方法です。
2.永久歯を抜かず、見えない器具で治す治療法
あくまでも永久歯を抜かずに矯正をしたいのであれば、ふさわしい年齢に行うにしてもある程度は時間がかかります。しかも歯の動きのスピードなどにより治療期間個人差が出ることは否めません。上記で申し上げた(1)の方法が1〜2年でするのに対して、こちらの方法では3年ぐらいかかる治療法になりますが、そのうち約半分は外から見えない簡単な器具で治療が可能です。
3.期間はかかるが、楽で楽し歯並びを作るきそうな治療法
早い時期からとりかかって、患者さんの歯列を医師の側で成長させながら歯を並べていく方法です。これは六歳臼歯が生えそろう頃から、ゆっくりと見えない簡単な装置で行っていきます。7歳ぐらいから始めて11歳〜13歳頃までに終了するくらいの気持ちが必要な方法です。期間はかなり長くかかりますが、通院は月に一回ですし、器具は外から見えず、痛みもほとんどないのでで精神的には楽な方法です。これは「不正咬合の予防」の理想だと思います。 |