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鵞口瘡(がこうそう)(口腔カンジダ症)
上皮真珠 (じょうひしんじゅ)
口内炎 (こうないえん) (アフタ性口内炎 ヘルペス性口内炎)
乳歯萌出遅延 (にゅうしほうしゅつちえん)
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小児の口腔疾患について


成長発育の過程にある子供のお口の中の状態を常に見てあげることは、むし歯や歯周病予防にもつながります。また、唾液や粘膜は全身の健康状態とも関係が深く、健康のバロメーターにつながります。

歯並びの異常、口唇口蓋裂、口の中に出来るできもの等を含む小児の口腔疾患の専門的治療も「太田小児歯科」では行っております。
ここでは子供の成長発育の過程で起きやすい口腔疾患についてご紹介しましょう


鵞口瘡 (がこうそう) (口腔カンジダ症)

口の中にカビが増殖し、乳カスのような白いものが見えます

栄養状態が悪かったり、抵抗力が弱ったりしているときに、赤ちゃんの口の中にカンジダ菌というカビが増えて、頬の内側や舌の表面、歯ぐきなどに白い乳カスのようなものが点状、もしくは地図状につく病気を「鵞口瘡(がこうそう)」といいます。

妊婦の約20%は、産道にこのカンジダ菌を持っているといわれており、赤ちゃんが産道を通る時に、感染する可能性が高いようです。そのほか、ママの乳首が不潔だったり、不潔なガーゼで口の中を吹いたりして感染することもあります。

症状は生後1週間くらいから現れることがあります。ふいてもなかなか取れませんが、痛みやかゆみはなく、自覚症状は殆どありません。

無理矢理取ろうとせず経過を見るだけに。治療には抗真菌薬を使用

赤ちゃんが元気で食欲もあるなら、そのまま放っておいても自然に治ります。時に哺乳障害の原因になることがありますが、無理に取り除こうとすると傷つけてしまうので、経過を見るだけにして下さい。広がるようなら早めに小児科へ。

治療には抗真菌薬をよく使います。これを1日1〜2回、綿棒で患部に塗ります。あとは清潔なガーゼでよだれをこまめにふいたりして下さい。また、哺乳びんや乳首を清潔に保つことが大切です。


上皮真珠 (じょうひしんじゅ)

歯肉の皮が変形した白くて硬いポチポチとした粒

歯ぐきに見られる、栗粒大の白くてややかたいポチポチしたものが「上皮真珠」といいます。顎の中でつくられた乳歯の残った組織が表面に出て、歯肉の皮が変形して出来たものです。特にかゆみや痛みはありません。

乳歯が生える頃には傷もなくキレイな状態で自然に取れます

乳歯が生える頃には自然と消えて、なくなってしまうので心配はいりません。無理に取ろうとすると歯ぐきを傷つけてしまうおそれがあります。


口内炎 (こうないえん) (アフタ性口内炎 ヘルペス性口内炎)

口の中の粘膜の炎症で水疱や腫れが出て高熱、や痛みを伴います

口の中の粘膜に炎症が起こったもの。原因は様々ですが、病気などで体力が落ちているときにかかりやすく、口の中や喉の奥あたりが赤くふくれたり水疱が見られます。

口内炎の種類はいろいろありますが、代表的なものは、アフタ性口内炎とヘルペス性口内炎です。アフタ性口内炎とは広い範囲で赤くなり、水疱が破れて広がります。ただれの真ん中は白っぽく、まわりが赤い円形状の潰瘍です。潰瘍は一つだけの時もあれば、複数出てくることもあり、大きさも直径約1mm〜1cmと様々です。熱が出たり口の臭いが臭くなる場合もあります。食事の際や歯磨きをする時などは刺激よって痛みます。
またヘルペス性口内炎とは、ヘルペスウィルスの感染が原因で感染すると体内にウィルスが潜んで、口の周りにも水疱が出来ます。38〜40度の高熱が出るほか、よだれも多くなります。また刺激痛のため食事がしにくくなります。

痛みや熱の影響で食欲不振になりがち。脱水症状などにも注意を

症状がひどくなければ、自然に治ります。症状がひどい場合は、アフタ性口内炎にはステロイド薬入り塗り薬を用いることがあり、ヘルペス性口内炎はそれに従って別の病気が発症していなければ、抗ウィルス薬を服用することで1週間程で治ります。どちらも痛みを伴いますので、子供が食べ物を食べなくなったり、飲み物を飲まなくなるなど生じるでしょう。そのときは消化が良く刺激の少ないものを少しづつ食べさせることをおすすめします。また、口内炎を予防するには口の中を清潔にしておくことが一番です。歯磨きは歯ブラシが潰瘍に当たって痛がるので清潔なガーゼで歯の表面をふいたり、歯ブラシの代わりに綿棒で磨いてあげることも良いでしょう。


乳歯萌出遅延 (にゅうしほうしゅつちえん)

1才を過ぎても乳歯が1本も生えてきません

一般に、乳歯は6〜7ヶ月頃に生え始めますが、これには個人差があります。はやければ 3ヶ月で生えることもありますし、1才を過ぎたのにまだ1本も生えてこないということもあります。この、1才を過ぎても歯が生えない状態を「乳歯萌出遅延(にゅうしほうしゅつちえん)といいます。

個人差があるので体の発達で特に異常がなければ問題はありません

歯以外の体の発達や成長、知育の発達に問題がなければ、特に心配はありません。但し、先天的に歯が全く作られていない、外胚葉異形成(がいはいよういけいせい)という病気などごくまれにあるので、念のためにも専門の小児歯科で原因を調べることをおすすめします。


歯の外傷 (はのがいしょう)

前歯をぶつけて歯がボロッと抜けて・・・

前歯をぶつけて歯が抜けてしまうこと。伝え歩き始めることから多く見られます。ちょっとしたことでつまづいて、前歯がポロッと取れてしまうことがあります。

抜けた歯は乾燥を防いで、1時間以内に治療すると再びつく可能性も

歯が落ちていることに気づいたら、きれいな水でよく洗い、歯を乾かぬようにぬれたタオルなどで包んで急いで歯科医院へ。対応が早いほど歯が再びつく可能性が高まります。また、ぶつけた歯が抜けなくても、ぶつけた拍子に歯の神経が弱まることもあります。念のために歯科医院へ受診を。


口唇裂・口蓋裂 (こうしんれつ・こうがいれつ)

生まれつき上唇や口蓋がさけている

生まれつき上唇が避けているものを口唇裂、口の中の天井部分である口蓋が避裂けている状態を口蓋裂といいます。

手術をすれば、大きく障害を残す事もなく見た目もキレイに!

手術をすれば大きな障害は残りません。口唇裂は3〜6ヶ月で体重5.5kgを超えたことが目安に。口蓋裂は言語確立の1才6ヶ月〜2才前後で体重10kgを目安に行います。

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